abcd
運営会社サイトマップ資料請求総合お問い合わせ
HOME >インタビュー
LCA)


佐野)











LCA)


佐野)
















「21世紀型の新しいプロダクション」…とても素敵なイメージですね。他に将来の会社の姿として思い描いてらっしゃるイメージはありますか?

そうですね、実はここ数年、「良い会社とは、いったいどのような会社なのか」ということについてずっと考えてきました。外的な成長で言えば「ハイブリッド型プロダクション」としての成長を目指すことが大事だと思っていますが、それ以上に内的な成長が大事であると感じています。つまり、売上・利益が上がることだけではなく、当社で働いている社員一人ひとりが人間的な成長をすることです。結局、それが外的な成長ももたらしてくれるのだと思います。

2年前に、5ヵ年中期経営計画を発表しました。その中で「制作会社の中で最も働きがいのある会社を目指す」という目標を掲げました。設立をして最初の5、6年は、先代からのスムーズな事業継承とTV部門とWEB部門を実務面・カルチャー面においていかに両立させるかが最重要課題でしたが、それがようやく形になり始めた段階で、次のステージへと向かい始めたのです。

なるほど。企業規模が大きくなればなるほど、社員との接点を意図して作っていく必要がありますよね

そう感じます。そして、2つ目は、「やりがいのある職場・仕事」です。社員一人ひとりが仕事に対して誇りを持っている状態を作り出していきたいと思っています。広告制作の仕事は、学歴や資格ではなく基本は「OJT」であり、いわば「徒弟制度」によって一人前になっていくものです。プロジェクトの中で、上司・先輩から、あるいは、社外のスタッフ・お客様から教えられることで育っていくのが王道です。ただ、社員が増えていく中で、一人ひとりが客観的に自身の能力開発について考えられる仕組みが必要になってきました。そこで、「スキルチェックシート」を作り、運用を開始します。例えば「プロデューサーの役割とは何か」、「プロデューサーに必要なスキルとは何か」を明示して、社員にとっての「次のステップ」をイメージできるようにしています。規模が大きくなるにつれて、トップや幹部がいちいち口頭で言わずとも、期待するレベルや役割が伝わる仕組みが必要になるのだ、と痛感しています。

3つ目は、「連帯感を育める職場」です。最近、「ピカB賞」という表彰制度を始めました。「ピカ」というのは「輝いている」、「B」はビービーメディアの「B」、つまり輝いているメンバーをピックアップして皆で感謝を伝える取り組みですね。広告制作では、プロジェクトベースで仕事が進んでいきますので、意外と誰が何をやっているのかお互いに知らないことが多いのです。そこでまず、1ヶ月に1回の頻度で「この1ヶ月間で最も助かったことは?」というテーマで話をしてもらうわけです。お互いに知らないことがどんどんと出てきます。そして、それについてしっかりと褒める、賞賛する…こうしてお互いに関心を持ち合うことが大事だと思います。これをやっているといつも名前が出てくるメンバーが出てきます。周囲に良い影響力を与えているメンバー、細かいことをきっちりとやっているメンバー…そういった現場の様子がよく見えてきます。

ページの先頭へ戻る



LCA)


佐野)






LCA)

佐野)














LCA)

佐野)

















LCA)


佐野)




LCA)
このまま成長を遂げられると社員が100名を超えます。そのような中で今後の課題として認識されていることは何かありますか?

やはり「社員の意思統一」ですね。会社の規模が大きくなると、それぞれの現場で何が起こっているのかが見えづらくなります。特に「マネージャークラスがどのような判断基準に基づいて考え、行動しているのか」ということについて、問題意識を持っています。「どの山に登るのか」「どこが頂上なのか」は経営のトップが示さなければならないと思っていますが、登り方はできるだけメンバーに任せ、いろいろあっていいのではないかと思っています。しかし、それにはビービーメディアのスタンダード(規律)が必要になるということです。

御社の中で大事な「判断基準」というのは一体どのようなものなのでしょうか?

実は数年前から標榜しているのですが「クリエイティブサービス業である」ということです。広告制作というのはクリエイティブな仕事です。しかし、「クリエイティブ業」であることに満足してはいけません。単純に「ものづくり」が好きなだけではいけないのです。私たちは「サービス業」でなければならないと思っています。つまり、「お客様の目線・期待に意識を向ける」ことを何よりも大切に考えているのです。

社内においてもサービスに対するこだわりのレベルには温度差があります。例えば、ある部門では、クライアントとミーティングをする際にお茶菓子を出すのは当たり前、しかも、そのお客様の好きなものまで把握してお出ししています。しかし、かたやある部門では、クライアントにお茶菓子を出すことがあったりなかったり…というレベルの差があるのです。

例えば、クライアントから当社のスタッフに指名が入ったとします。でも会社の都合からすると、そのスタッフはいろいろなプロジェクトに関わり多忙なので出したくない…そのような状況があったとします。この場合どう判断するか?

どう判断されるのですか?

当社では、できる限りそのスタッフを出すようにしています。なぜならそれがサービス業としてのあるべき姿であると思うからです。しかし、以前はそういった判断基準が伝わっておらず、お断りを入れてしまうことがありました。

こんなこともありました。一つのプロジェクトに対してダブルプロデューサー体制を組んだ時のことです。プロデューサーにも得手・不得手がありますから、お互いに補完し合う意味でそうしたのです。しかし、「何で一つのプロジェクトに2人もプロデューサーを付けているのか、効率が悪いではないか」という声が挙がりました。確かにその通りですが、かえって効率が上がることもあるのです。「効率」はとても重要なテーマですが、結果としてクライアントの不満足につながっていくのならば何の価値も生みません。

判断基準の違いによって、このような違いが表れてしまうため、私は「クリエイティブサービス業」と謳い始めました。「サービス業である」ということを強調したかったのです。しかし、現場への浸透は今後も引き続き徹底していきたいと考えています。

トップの計り知れないところで、思いがけない判断がなされている…組織の規模が大きくなると出てくる課題ですね。

当社のサービスは、基本的に全てオーダーメイドです。一つとして同じ現場はありません。だからこそ、社員一人ひとりがしっかりと自分の頭で考えて行動することが必要です。「お客様の期待を作り、それに応える」という考え方をさらに共有し、浸透させていくということが今後の私の役割だと思っています。

本日はありがとうございました。


1  2

ページの先頭へ戻る

Copyrights© 2008 Link Consulting Associates Japan Corporation  All Rights Reserved.  個人情報保護方針